今回もストレス解消のお話です。
親子で適切なコミュニケーションを取ろうとすると、当然、親御さんの方が我慢する場面が多くなります。
だから日頃のストレス解消が大事になります。
この点、音楽がストレス発散に効くようです。
特に自然界に存在する音(川の水、波、風の音など)が脳にはいいみたいです。
ユーチューブなどで検索すると出てくると思うので、ストレスが溜まってきたときには流してみるのもいいと思います。
音楽療法には、「同質の原理」というのがあるようです。
これは例えば「悲しいとき」には「悲しい音楽」を聞いた方がいいという原理です。
人間には、一定に保とうとする作用があるんですね。
辛いことがあって落ち込んだときでも、元に戻ろうとする力が働くんですね。
だから、落ち込んだときは落ちるとこまで落ちた方がいいです。
そうすれば後は上がっていくしかないので。
それを無理に明るく振るまおうとすると、また落ち込んだりを繰り返してしまう。
だから落ち込んでいるときに、無理に明るい曲を聴いたりするのは、あまり良くないのです。
悲しいときには、一度どん底まで悲しんでみましょう。
それを助けるのが悲しい音楽だったりします。
悲しい気持ちを受け止めて、それに浸ればいいんですね。
そうしたら明日から元に戻ってリセットできるんです。
そう考えると、元気なうちに「悲しみプレイリスト」を作っておくのが良さそうですね。