出題傾向
60点分は4択~6択問題である程度計算したら選択できるので素早く解けるし、数学上級者は逆算して答えにたどり着けそう。またわからなくてもラッキー正解が起こりうる形式。ただし残り40点分は、完答だったり答えの数字をマークする形式なのでラッキーな正解は起こりずらく、この40点分でどれだけ稼げるかで差がつきそう。平均点は50点台になることが多く、マークシートではあるもののそれなりの難しさを維持している。
【近年の出題状況】
●2023年
1計算(4択式5問15点)
正負の計算
正負の分数計算
単項式の乗除
多項式の分数計算
ルートの展開
2小問集合1(4択式5問20点)
複雑な因数分解
二次方程式(解の公式)
二次関数の変化の割合
方程式文章題(3桁の自然数を入れ替える)
素因数分解の利用
3小問集合2(7問25点)
ア平面図形(証明穴埋め選択、円周角)
イ資料の活用(箱ひげなど)
ウ一次関数の利用(速さ)
エ平面図形(相似と線分比)
*完答問題あり
4二次関数応用(3問15点)
二次関数aの値
一次関数の傾きと切片
関数と面積
*完答問題あり
5確率応用(2問10点)
さいころ
6立体図形(3問15点)
表面積
最短距離
●2022年
1計算(4択式5問15点)
正負の計算
正負の分数計算
多項式の分数計算
ルートの加減
複雑な展開
2小問集合1(4択式5問20点)
連立方程式の解
二次方程式(解の公式)
二次関数の変域
方程式文章題(イスを並べる)
因数分解の利用(式の値)
3小問集合2(7問25点)
ア平面図形(証明穴埋め選択、角度)
イ資料の活用(ヒストグラム、相対度数など)
ウ円周角
エ平面図形(相似と面積)
*完答問題あり
4二次関数応用(3問15点)
二次関数aの値
一次関数の傾きと切片
関数と面積の比
*完答問題あり
5確率応用(2問10点)
さいころ
6立体図形(3問15点)
体積
面積
最短距離
●2021年
1計算(4択式5問15点)
正負の計算
正負の分数計算
単項式の乗除
多項式の分数計算
ルートの展開
2小問集合1(4択式5問20点)
置き換え因数分解
二次方程式(解の公式)
二次関数の変化の割合
文章を不等式で表す
平方根の利用(nの値)
円周角
3小問集合2(7問25点)
ア平面図形(証明穴埋め選択、線分の長さ)
イ資料の活用(相対度数折れ線グラフなど)
ウ一次関数の利用(水槽に水を入れる)
エ連立方程式文章題(増加率)
*完答問題あり
4二次関数応用(3問15点)
二次関数aの値
一次関数の傾きと切片
関数と面積
*完答問題あり
5確率応用(2問10点)
さいころ
6立体図形(3問15点)
体積
表面駅
最短距離
【対策】
計算小問集合などたくさん問題を解いてみよう。演習量豊富な全国高校入試問題がオススメ。とくに確率と関数を厚めに反復すると差がつきそうだ。
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